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会長の故郷

 

ほら!金門島で出会える野鳥たち

全文出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

シキチョウ

照片出處: https://kiden9173.exblog.jp/25794208/

シキチョウ(四季鳥、学名:Copsychus saularis)は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥類の一種である。体長約19cm。比較的尾は長い。雄は頭部から背面にかけてと喉から胸は黒色で、腹部は白色である。翼に大きな白色の斑がある。この羽色がカササギに似ていることが英名の由来である(magpieはカササギを示す)。雌は頭部から背面にかけてと喉から胸は灰色で、腹部は灰色がかった白色である。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6

 

シロハラクイナ

照片出處: https://holi3.exblog.jp/27842428/

シロハラクイナ(白腹水鶏、学名:Amaurornis phoenicurus)はツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。全長32cm。成鳥は額から顔、腹にかけてが白色でよく目立つ。頭頂部から体の上面は、やや光沢のある褐色がかった黒色。下尾筒は茶色。嘴は黄色で、基部は赤い。幼鳥は体の上面の褐色味が強く、光沢がない。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%8A

 

ギンムクドリ

照片出處: https://zukan.com/jbirds/leaf83964

ギンムクドリ(銀椋鳥、Sturnus sericeus)はスズメ目ムクドリ科。英名は Red-billed Starling。全長24cmムクドリと同じ大きさ)。嘴の基部は赤く、先は黒い。足は橙褐色。後頚・背・体下面は灰褐色あるいは青灰色。初列風切基部には、大きな白斑がある。腰と下尾筒は灰白色。虹彩は暗褐色。メスは全体に褐色味が強く、後頚から背はやや色が淡い

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AA

 

コイカル

照片出處: http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-1985.html

コイカル(小斑鳩、小鵤、学名:Eophona migratoria)は、スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。全長は約19cm。太く黄色い嘴を持つなどイカルと似ているが、一回り小さい。雄成鳥は額から顔、喉にかけてと、風切羽の一部が光沢のある濃い紺色で、体の上面は灰褐色、下腹から下尾筒は白い。初列風切羽の先端は白い。脇は橙褐色で体の下面は灰褐色に淡い橙色をおびる。雌成鳥は頭部が黒くなく暗灰褐色である他は、雄と羽色は似ている。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AB

 

ヤツガシラ

照片出處: https://zukan.com/jbirds/leaf90565

ヤツガシラ(戴勝、八頭、学名Upupa epops)は、鳥綱サイチョウ目ヤツガシラ科1種である。漢名は戴勝(たいしょう、簡体字戴胜拼音dàishèng タイション)。現代中国語では俗に呼哱哱拼音hūbōbō フーポーポー)、山和尚拼音shānhéshàng シャンホーシャン)とも[1]。全長約28cm。雌雄同色。くちばしは黒で細長く下に曲がっている。頭には広げると扇状になる冠羽があり、橙黄褐色で先は黒い。頭部、上背、胸は橙褐色で、翼と尾は黒褐色と白色の横縞模様。体の下面は白みを帯びる。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%84%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A9

 

マミジロタヒバリ

照片出處: https://6241.at.webry.info/201712/article_9.html

マミジロタヒバリ(眉白田雲雀、学名:Anthus novaeseelandiae)は、スズメ目セキレイ科鳥類の一種である。アフリカ南東部からインド、西シベリア、中国、東南アジアオーストラリアニュージーランドに生息、繁殖する。北方の個体は冬季南方へ渡る。

日本には旅鳥として西日本を中心に記録される。日本海側の島嶼部や南西諸島では毎年記録され、群れが記録されたこともある。九州南部や南西諸島では越冬するものもいる。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA

 

カノコバト

カノコバト - Wikipedia

照片出處: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%88

カノコバト(英名;Spotted Dove、体長30㎝)は台湾の西海岸、平野部や丘陵帯で普通に見られます。中国南部、東南アジア、インドなどにも広く分布しています。頸部にある白黒の斑紋が鹿の子模様であることからカノコバトの名前がつけられました。

 

参考資料http://www.inobirds.com/category3/entry43.html

 

ダイシャクシギ

照片出處: http://www.okinawa-kaeru.net/wild/bird/daisyakushigi-7.html

ダイシャクシギ(大杓鷸、学名 Numenius arquata)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。その名前は大きく下に反ったくちばしに由来している。全長は60cmほどで、日本に渡来するシギ類ではホウロクシギと並んで最大級の大きさである。長い脚とくちばしが特徴で、からまでの羽毛は褐色の細かいまだらもよう。外見や生態はホウロクシギとよく似ているが、飛び立てば後半身が白っぽいので区別できる。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%AE

 

アカアシシギ

照片出處: https://mikan.myds.me/job/yatyo/yotyo1/

アカアシシギ(赤足鷸、学名:Tringa totanus)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類全長27.5cm。体重90-170g。次列風切の先端は白い。嘴の基部は赤く、先端は黒い。後肢も赤く、発達している。

夏羽は頭部からの体の上面が灰褐色で、黒い縦斑が密に入る。喉からの体下面は、白地に黒い縦縞が密に入り、脇には黒い横斑がある。飛翔時は次列風切が白く見える。眼先は白く、眼の周囲に白い輪模様(アイリング)がある。冬羽は頭部からの体の上面が淡い灰褐色で、夏羽に比べて斑紋が粗い。

 

参考資料ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%82%AE

 

クビワガラス

照片出處: http://www.ybird.jp/nakano/index.cgi?mode=res_srh&no=489_201902

クビワガラス(英名;Collard Crow、体長 48㎝)が海岸の岩場に舞い降りました。採食にやってきたようです。クビワガラスは中国南西部に多く生息してして、金門島でも留鳥となっています。台湾本島では珍しい鳥のようです。

参考資料http://www.inobirds.com/category3/entry43.html

 

ユリカモメ

照片出處: https://ptl.imagegateway.net/contents/original/archive/bird/yurikamome.html

ユリカモメ (百合鴎、学名:Larus ridibundus)は、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類の一種である。全長は約40 cm翼開張は約93 cm[3]。足とくちばしは赤色。夏羽は頭部が黒褐色になる(英名:Black-headed Gull)。冬羽は頭部が白く、目の後ろに黒い斑点があるのが特徴。ズグロカモメと似ているが、ズグロカモメのくちばしは黒色で本種よりずっと短い等の違いで識別できる。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%A1

 

オニアジサシ

照片出處: https://www.flickr.com/photos/sharksfin/8514277808

オニアジサシ(鬼鯵刺、学名:Hydroprogne caspia)は、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種である。全長約53cm。翼開長は約140cmセグロカモメとほぼ同じ大きさで、日本で観察されたアジサシ類では最大の種である。

夏羽は頭上が黒く、体の上面は淡い灰色、体の下面は白色である。尾は灰色で尾羽の切れ込みは浅い。冬羽では、頭上に白色の羽が混じるため、白黒のまだら模様になる。嘴の色は赤色で、太く長い。

 

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%B7

 

タイワンキジ

照片出處: https://4travel.jp/travelogue/10960682

タイワンキジ(英名;Ring-necked Pheasant、体長 70㎝)オスのタイワンキジは首の白いリングと顔の赤色とが見事なコントラストで大変美しい姿です。ちなみにメスは日本のメスのキジよりもやや淡色の黒褐色と黄土色との斑でまったく目立たない姿です。

 

参考資料http://www.inobirds.com/category3/entry43.html

 

ナベコウ

照片出處: https://falconworld.blog.fc2.com/blog-entry-476.html

ナベコウ(鍋鸛Ciconia nigra)は、鳥綱コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属に分類される鳥類。全長95 - 110センチメートル。翼長52 - 60センチメートル。全身は緑色や紫色の光沢がある黒。種小名nigraは「黒い」の意で、英名(black)と同義。胸部から腹部・尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は白い。

眼の周囲に羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する。嘴や後肢の色彩は暗赤色。

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%99%E3%82%B3%E3%82%A6

 

カワセミ

照片出處: https://www.pinterest.es/pin/417638565438767296/

カワセミ翡翠、翡翆、魚狗、川蟬、学名:Alcedo atthis)はブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に属する水辺に生息する小鳥。鮮やかな水色の体と長いくちばしが特徴。ヒスイ青い宝石、古くはソニドリ(翠鳥、鴗)と呼ばれることもある。全長は17 cmほどで(16-20cm) スズメよりも大きいが、長いくちばし(嘴峰長3.3-4.3 cm)のため体はスズメほどの大きさ。日本のカワセミ科のなかでは最小種となる翼開長は約25 cm(24-25cm)。体重19-40g。くちばしが長くて、頭が大きく、頸、尾、足は短い。オスのくちばしは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できる。また、若干メスよりオスの方が色鮮やかである500系新幹線のノースデザインはカワセミのくちばしをモチーフとしている。頭、頬、背中は青く、頭はのような模様がある。喉と耳の辺りが白く、胸と腹と眼の前後は橙色。足は赤い。幼鳥は全体に黒っぽく、光沢が少ない。

カワセミの青色は色素によるものではなく、羽毛にある微細構造により光の加減で青く見える[8]。これを構造色といい、シャボン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理。この美しい外見から「渓流の宝石」などと呼ばれる。特に両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見える。漢字表記がヒスイと同じなのはこのためである。

参考資料https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%BB%E3%83%9F


 

台湾を代表する集落の守り神

金門風獅爺

全文引用: ホームページ>台湾宗教百景検索結果>金門風獅爺(行事・信仰)https://www.taiwangods.com/html/landscape_jp/1_0011.aspx?i=100

照片出處: https://kinmen.travel/zh-tw/travel/attraction/1661

 

景観の価値価値

金門島に立ち並ぶ風獅爺は、地域の特色が色濃く現れている信仰文化であり、この地方を代表する文化的景観にも挙げられます。風を鎮めて邪気を払ってくれる風獅爺には、かつて金門地区は林が不足していたことで風や砂塵の被害に苦しめられていたという歴史的背景があります。風を鎮める神様だった風獅爺が凶を避けて吉を呼び込むなどの様々な役割を担う集落の守り神へと変化を遂げた過程には、社会環境の変化の中での宗教の移り変わりの様子が表れているのです。島内の風獅爺はそれぞれ造形と色が異なり、どれも美しい彫刻が施されています。他の場所では見られないまるで人間のような立ち姿の造形が特徴的で、金門地区の貴重な文化財として認められています。

照片出處: 樂遊金門 FB粉絲團 https://www.facebook.com/kinmentour/photos/pcb.1118480668310789/1118479184977604/?type=3&theater


歴史と沿革

風獅爺は風獅、石獅爺、石獅公、石獅将軍とも呼ばれています。その昔、金門島は豊富な植物に覆われていましたが、元朝時代(12711368)以降、大量の森林伐採が行われ、塩業が発展し、さらに明朝時代には沿岸部が海賊の侵攻の要衝とされ、倭寇によって林に火を放たれることも多く、鄭成功(16241662)が金門に上陸した後も木造の軍艦を建造するために木々が伐採されるなど、様々な要因によって金門島の植物が大量に破壊され、それにつれて風害も深刻化していきました。金門島民は風害を防止するため、風を鎮めて邪気を払う風獅爺を設置し、特に北東からの季節風が吹き込む島の東側には多くの風獅爺が設置されました。風獅爺の基本的な造形は寺院の入り口を守る石獅から変化したものと推測され、大部分は石材が使用されており、統計によると100体以上が大金門島と小金門島の各地に分散しているとのことです。他にも風獅爺の起源には、技術が発達していなかった農耕時代に農民たちが豊作を祈願し、心の拠り所を得るために風獅爺が造られ始め、これが風を鎮める神様となり、村の守り神へと変化を遂げたという説もあります。風獅爺の中にはお礼参りに訪れた信徒から贈られた赤いマントを羽織ったものもあり、金門において風獅爺は最も特別な存在として知られ、最も身近な民間信仰及び郷土景観となっています。

照片出處: https://www.taiwannews.com.tw/ch/news/3527196


特色あるナビゲーショ

1雄大な金門風獅爺 2安岐風獅爺 3瓊林風獅爺 4瓊林鑲壁風獅爺 5東洲風獅爺

6官澳風獅爺 7湖下風獅爺 8古寧頭北山風獅爺 9金湖成功風獅爺 10塔后風獅爺

照片出處: https://www.matestree.com/tw/photos_slide_visit.php?ot_id=4&album_id=280&pid=10380

 

1.雄大な金門風獅爺

金門風獅爺は獅子の頭に人間の体を持った外見で、特に顔部分に精巧な彫刻が施されています。最大のものは「安岐風獅爺」で3.78メートル、最小のものは「瓊林鑲壁風獅爺」で30センチにも満たず、それぞれ配置されている位置の違いから、異なる趣を醸し出しています。
一、種類:

  1. 、村に設置される風獅爺:村の周囲の風が吹き込む方向や分かれ道、寺院の周囲に多く設置され、従来の「風を鎮め、邪気を払う」役割に加え、風水に基づき、水難を払う役割や小道を通って来る悪い気「路箭」を防ぐ役割などを担います。金門には北東の季節風が強く吹き付けるため、風獅爺は北東や北を向いているものが多く、材質には金門の花崗岩や泉州白石、セメント、レンガなどが多く使用され、粘土と漆喰を使用したものもあります。
  2. 、塀や屋根に設置される風獅爺:屋根や塀に設置されるか壁に埋め込まれ、風水で悪いとされる形状「形煞」や悪い気を発する路沖、壁刀、屋角などの「沖煞」を解消する役割を担います。この種類の風獅爺は屋根の上や塀の隅に設置されるか壁などに埋め込まれるため、サイズが小さく、陶器、土、石材などの様々な材質が使用されます。屋根に設置される風獅爺は正面広間の上方にあたる中央の棟に設置されることが多く、風獅爺単体のもののほか、風獅爺の上に威風堂々とした姿の武士が乗っているものもあります。

二、造型:

金門風獅爺の造形は、立ち姿としゃがんだ姿の2種類あり、それぞれ変化に富んだ表情を浮かべています。外見は通常、牙をむき出しにした荒々しいものや丸い目が飛び出しているもの、鼻が大きく、鋭い牙を見せているものなど、様々な造形のものがあります。また、中にはアニメのキャラクターのように笑みを浮かべるものもあり、通常、立ち姿のものは手足が小さく、可愛らしい姿が特徴的です。風獅爺の背中には中心線のみ、またはたてがみのみが刻まれているものが多く、複雑な装飾は施されず、尻尾は上向きに背中にぴったりと張り付いています。立ち姿の雄の風獅爺には下腹部に「ひょうたん」型の男性器があり、雌の風獅爺には何もついていません。また、島内には風獅爺にお礼参りを行い、威厳を示す赤いマントを羽織らせる風習もあります。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

 

2.安岐風獅爺

安岐集落にある泥塑で造られた立ち姿の「安岐風獅爺」は高さが3.78メートルあり、金門地区で最大の風獅爺です。安岐風獅爺は「風を鎮め、邪気を払う」役割だけでなく、一時期流行した「ハンセン病」を安岐から根絶したと言われており、この地方で最も重要な守り神となっています。安岐は古寧頭戦役の戦場となったため、風獅爺の体にも弾痕が点々と残されていましたが、後に国軍の協力のもとで現在の姿に修復されました。安岐風獅爺は1994年に台湾の郵便切手のデザインにも選ばれています。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

 

3.瓊林風獅爺

瓊林民防坑道の出口にあたる環島北路の脇にある高さ188センチの石造りの「瓊林風獅爺」は、1949年に防御陣地の構築によって地中に埋められたことがありましたが、その2年後、大雨によって地表が流されて再び日の目を見ることになりました。その大きく猛々しい造形と美しい線は、文芸フェスティバルの一般投票において、「最も威厳のある神獣」、「最も品格のある装い」、「最も豊かな表情と姿態」の風獅爺に選ばれたことがあり、金門で一番の人気を誇る、金門観光の「イメージキャラクター」でもあります。

照片出處:https://nigili5.com/40581522-2/

 

4.瓊林鑲壁風獅爺

瓊林集落に建ち並ぶ閩南式建築の中の六世宗祠の右前方にあり、「最小の風獅爺」と称されています。瓊林21号にある民家の母屋の外壁に嵌め込まれており、長年にわたる風化により、現在は座った獅子の姿と鼻の穴と口だけが見分けられる状態となっています。石造りの鑲壁風獅爺は高さ28センチ、幅21センチとサイズは小さいものの、威厳のある姿をしています。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

5.東洲風獅爺

金門金寧郷東洲の孚佑宮の左前方にある「東洲風獅爺」は、金門で「失くした物を見つけること」を最も得意とする風獅爺と呼ばれています。レンガ造りの泥塑で、高さ131センチのしゃがんだ姿をしており、背中とたてがみが魅力的です。現在の姿は1995年に再建されたもので、既に「3代目」にあたります。村を鎮守する宝であることに加え、数多くの村人や観光客が失くした物を見つけ出したことや殺人事件の真相を解明したことで名声が広く知れ渡るようになったと言われています。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

 

6.官澳風獅爺

かつて官澳集落は金門の渡し場の一つで、官文書はここから金門に入って来ていました。もともとは2体の風獅爺がありましたが、1949年前後に行方が分からなくなり、その後、1995年に福建省の職人が制作した石彫りの風獅爺が買い付けられ、再びここに置かれました。しかし、高さ230センチの立ち姿の官澳風獅爺は、雄の特徴である「ひょうたん」があまりにもリアルに造られていることから、村人によってスカートをはかされ、今では「スカートをはいた風獅爺」と呼ばれています。

照片出處http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

 

7.湖下風獅爺

湖下にある泥塑で造られた立ち姿の「湖下風獅爺」は、高さ130センチで、コミカルな外見をしています。この風獅爺は1954年に造り直されたもので、非常に霊験あらたかで、加護を受けた村人たちには男児が続けて生まれると言われています。もともとは体が白く、周囲は金色でしたが、色あせていたために村人によって塗り直され、現在の姿になりました。丸みを帯びた可愛らしい造形で、アニメのキャラクターのようなコミカルさがあります。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

 

8.古寧頭北山風獅爺

古寧頭の双鯉湖の湖畔にある風獅爺は高さ1.2メートルの立ち姿の石像で、繊細な彫刻が施された綺麗な外見をしています。言い伝えによると、北山風獅爺の開いた口が向けられた林厝では絶えず騒ぎが起こっていたため、林厝の村人が夜の闇に乗じて風獅爺の左耳を切り落とし、前歯を叩き折ったと言われています。そのため、今でも風獅爺の左耳と前歯には修復の痕がはっきりと残っています。北山風獅爺は1994年に台湾の郵便切手のデザインに選ばれています。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

9.金湖成功風獅爺

陳景蘭洋楼のそばにあり、村人から敬意を込めて「石獅爺伯」と呼ばれている「成功風獅爺」は、高さ1.24メートルの立ち姿の石像で、海を鎮め、風を鎮める役割を担うだけでなく、地元の漁師の守り神でもあります。成功風獅爺が手にしたアジサイのような形をした球には「求めれば必ず叶う」という意味が込められており、風を鎮めて邪気を払い、漁師に大漁をもたらす役割を担っています。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323

10.塔后風獅爺

塔后にある高さ約90センチの泥塑で造られた塔后風獅爺は、一般的な風獅爺の造形とは大きく異なり、完全に擬人化された外見をしています。可愛らしさの中に茶目っ気があり、両手を前に挙げ、胸の前には数珠つなぎになった鈴をぶら下げ、笑っているような、泣いているような、見る人を困惑させる面白い表情を浮かべています。地元では軍人の守り神として知られ、軍人は任務に向かう前に塔后風獅爺のもとを訪れ、任務を無事に終えられるように敬虔な祈りを捧げます。

照片出處:http://www.matestree.com/tw/photos_show_visit.php?ot_id=5&album_id=323


ひとことアドバイス

大金門島と小金門島には100体を超える風獅爺が立ち並び、地元の人々の重要な信仰対象となっています。金門県政府と金門国家風景区管理処では各風獅爺を詳しく紹介したパンフレットを用意しています。金門県政府文化局お問い合わせ電話番号:(082)323169。

 

更新日期:2024/06/11

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