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台湾宗教百景

参考資料:https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003009
https://www.taiwangods.com/html/landscape_JP/1_001.aspx?

 

敬虔な魂


台湾はさまざまな宗教信仰を有するところで、仏教、道教、キリスト教、モルモン教、一貫教、統一教会、カトリック教、イスラム教、ギリシア正教会、ユダヤ教、ヒンズー教などがあります。伝統信仰を崇拝するだけではなく、外来の宗教思想も幅広く受け入れられています。伝統的宗教には、主に仏教、道教、そして民間信仰が挙げられます。しかし今現在では少数の純粋な仏教寺院以外、殆どが道教と混在しています。道教は中国本土から伝わってきた宗教です。漢民族は高尚な精神をもつ人物を尊敬することから、そのような人物を神格化し廟に祀って崇拝します。関羽はその典型的な例といえましょう。道教は17世紀台湾に伝えられましたが、日本統治時代に迫害をうけたため、信徒は仏教の寺で道教の神を祀ることしかできませんでした。戦後、宗教に対する観念が寛大になったことから、仏教と道教が合流し、一つの神殿に同時に異なる神を祀るようになりました。これも台湾の特色の一つです。


 
筊杯(三日月型の神意を問う道具)
照片來源: https://www.wikiwand.com/zh-mo/%E7%AD%8A%E6%9D%AF


この他、ここで挙げておきたいのは、儒教の孔子です。孔子は古代中国で最も偉大な教師であり、礼儀を重んじ祖先を祭ることを提唱しました。西漢元帝が孔子の為に祠を造った後、多くの孔子廟が建立されてきました。それらはすべて孔子に対する敬慕を表したものです。外来宗教においては、17世紀の初頭、カトリックとプロテスタントがスペイン、オランダの勢力の拡張につれて、台湾に入ってきました。初期カトリック以外は、全てがプロテスタントの長老教会でしたが、台湾の歴史の発展において重要な役割を果たしました。
近来、各方面の宗教が盛んで、カトリック、キリスト教以外に、イスラム教や大同教、天理教などがあり、台湾において一定の地位を占めています


 
台湾寺廟の精緻な石彫刻
照片來源:https://castnet.nctu.edu.tw/castnet/article/10744?issueID=649


台北行天宮
台湾で最も有名な環境保護に配慮した寺院

 

 
照片出處: https://www.alberthsieh.com/39031/hsing-tian

鸞堂信仰がもとになっており、道教の科儀を基礎としていますが、神様には金牌を掛けない、金炉を設置しない、功徳箱を設けないなどの、祭祀の形式の多くは道教寺院の伝統から一歩離れます。2014年8月、環境への配慮から廟内敷地での「禁香令」を公布し、他の廟にも焼香の禁止や香炉の使用制限を呼びかけています。10本の柱から構成された11開間が前殿外観上の一番の特徴です。また、ボランティアによるお払い儀式「収驚」を受けるため行列を作る参拝者の様子は、関公信仰の中心地としての行天宮の地位を表しているだけではなく、近代都市に暮らす人々の宗教への熱い思いが感じられます。


台北臨済護国禅寺
台湾で唯一保存状態が良好な南北朝様式の木造仏教寺院

 

 
照片出處: https://www.flickr.com/photos/digdog/3490369849/in/photostream/

日本統治時代には、台北市に善導寺、東和禅寺、臨済護国禅寺の3つの日本式の大型仏教「本堂」がありました。その中でも善導寺は最大規模のもので壮大なものでしたが、1981年にビルに建て替えられました。また、東和禅寺の本堂も1993年に市政府に回収されて取り壊され、鐘楼だけが残されました。唯一残されたのは臨済護国禅寺の本堂で、その木造の入母屋造り様式には日本の伽藍建築を継承し、宋の禅寺様式を模しています。台北に現存するものでは建築年代が最も古く、極めて貴重な木造の日本式本堂です。


三峡祖師廟
台湾で唯一「東方芸術の殿堂」と称えられる廟


 
照片出處: http://foritech-tlife.cloudapp.net/archives/1396
台湾における重要な清水祖師信仰の中心の一つ。他の伝統寺院建築の芸術作品との最大の違いは、台湾の有名な西洋画家・李梅樹が改修の責任者を務めたことにあり、その技術を活かして祖師廟の見事な装飾芸術の制作が行われ、「東方芸術の殿堂」とまで称えられるようになりました。廟内の石や木の彫刻の多くは李梅樹などの画家が原稿を手がけ、国宝級の名匠が完成させたものであり、その特徴的で繊細な彫刻と複雑な造形は、非常に高い芸術的価値と観賞的価値を秘めています。正殿前にある3対の透かし彫りの石柱は鎮殿の宝と称えられています。


金山法鼓山世界仏教教育園区
台湾初の地下宮殿を建設した仏教道場

 

 
照片出處: https://smiletaiwan.cw.com.tw/article/3331
法鼓山は台湾の有名な新興仏教教団で、戦後に台湾仏教の四大事業道場の一つに挙げられ、「人生仏教」や「人間仏教」を提唱する代表的な道場であり、台湾に環境保護葬の風潮を根付かせた先駆けでもあります。創建者の聖厳法師は伝統的な禅法を継承しているほか、インド仏教、中国仏教、南方仏教、チベット仏教の相違点や共通点を統合し、道場の宗風を「中華禅法鼓宗」と定め、中国仏教の新しい宗派を形成しています。1996年に完成した地下宮殿の内部には300点以上の台湾仏教の書物と文化財が保存されています。これは仏教関連文化財が保存された台湾初の地下宮殿であり、台湾の仏教文化の伝承の歴史に新たな1ページが刻まれました。


新竹都城隍廟・竹塹中元城隍祭
台湾で唯一「都城隍」と称される城隍廟


 
照片出處: https://blog.xuite.net/s1315124/blog/411446660-%E5%9F%8E%E9%9A%8D%E5%B0%8D%E8%81%AF
新竹都城隍廟は新竹三大廟の一つで、清朝時代に台湾で唯一の省レベルの城隍廟だったことがあり、日本統治時代の改修の際、当時の名匠による作品が数多く残され、石彫り、木彫り、龍柱、石獅、門神、扁額、対聯、藻井はどれも精巧な造りで芸術的価値が高く、その中でも三川殿前にある青斗石の石獅は台湾の郵政史上はじめて石獅がデザインされた切手のモデルとなりました。長い歴史を持つ竹塹中元城隍祭は中元供養が発展を遂げたもので、古い作法に従って行われる儀式には深い文化的意義や地域の特色、民俗的意義が込められており、台湾の城隍廟の中で最大規模の集団での祈願行事でもあります。


峨眉弥勒大道大自然文化世界
世界最大の弥勒仏の銅像を有する宗教道場

 

照片出處: https://naturelovingwonderland.org/visit_ctmld.html

弥勒大道は華人社会において国外に進出した数少ない宗教信仰の一つで、大自然文化世界はこの新興宗教の信仰の中心であると同時に非宗教的な大自然の文化的理念の普及の中心でもあり、現代台湾における伝統的な民間信仰の多様な発展と創造の様子が色濃く反映されています。文化と芸術の美が際立った道場の建築様式には、古今東西の建築の特色が取り入れられ、伝統、現代、自然、環境保護の設計の精神と宗教的意義が融合されています。特に、高さ72メートルに達する世界最大の青銅製の弥勒大仏は、文化、観光、芸術的価値に富んだ新竹のランドマークとなっています。


新埔褒忠亭義民廟
台湾最大の客家人の信仰の中心


 
照片出處: ttps://vacation.eztravel.com.tw/sight/plc0000093763/hsinpu-yimin-temple-%E6%96%B0%E5%9F%94%E7%BE%A9%E6%B0%91%E5%BB%9F

台湾で最も代表的な客家義民廟であり、台湾の義民信仰において重要な役割を担う場所です。台湾光復(1945年)以降、台湾北部から他県に移住する客家人によって義民信仰も台湾各地へと広がったことで、台湾全土に数多くの義民廟がありますが、その全てが褒忠亭義民廟を本山としています。その聯庄(清朝時代にいくつかの村で団結して共同で管理と自治を行った制度)における信仰は台湾でも有数の規模を誇り、廟内に多くの扁額が保存されていることが特徴です。清朝時代に皇帝から賜った「褒忠」と日本統治時代の台湾総督・長谷川清から贈られた「盡忠報國」の2つの扁額は重要な文化財として保存されています。


大甲鎮瀾宮媽祖巡礼活動(行事・信仰)
ディスカバリーチャンネルに認定された世界三大宗教行事の一つ

 

 
照片出處: https://taiwan.sharelife.tw/article_aid-5979.html

台湾各地の媽祖巡行の中でも伝統的な陣頭が最大規模で、参加志願者も最多となっています。9日間にわたって行われる巡行では移民の開拓の道筋が振り返られ、信徒の文化的価値に対する意識向上が図られます。この地で発祥し   た独自の複雑な祭祀儀式が守られていることは媽祖信仰の発展における貴重な文化財であり、巡行の規模が徐々に拡大していく様子はまさに民間信仰が社会の変化とともに発展を遂げた実例です。ディスカバリーチャンネルから世界三大宗教行事の一つとして認定されたほか、ユネスコから「世界無形文化遺産」にも認定されています。


埔里中台禅寺
世界最大最高の仏教寺院

 

 
照片出處: https://www.cylee.com/project/Chung-Tai-Zen-Monastery?lang=tw

中台禅寺は台湾仏教の四大名山の一つとして知られています。仏塔の形状をした、その極めて大規模な建物は、中国・西洋の工法を用いて、芸術、学術、宗教、文化の一体化が図られており、層をなすように垂直に積み上げられた構造は修行の過程を象徴しています。人間性への配慮が感じられる独創的かつ完璧な建築として「2002年台湾建築賞」に選出されているほか、宗教の静けさ、安らかさ、神聖さを見事に表現した室内の照明デザインは「2003年国際照明デザイン賞」を受賞しています。また、中台山博物館には豊富な木彫り、金銅器、各王朝の仏像、石碑などの仏教に関する歴史的文化財が収蔵され、仏教文化の保存および普及の拠点としての役割を担っています。


竹山社寮紫南宮吃丁酒・借金(行事・信仰)
台湾で最も有名な神様の銀行「神明銀行」

 

 
照片出處: https://sunmoonlake.welcometw.com/%E5%8D%97%E6%8A%95%E7%AB%B9%E5%B1%B1%E7%B4%AB%E5%8D%97%E5%AE%AE%EF%BD%9C%E7%AB%B9%E5%B1%B1%E6%99%AF%E9%BB%9E%EF%BD%9C%EF%BD%9C%E6%8B%9C%E8%B2%A1%E7%A5%9E%E5%BB%9F%E3%80%81%E9%87%91%E9%9B%9E%E6%AF%8D/
竹山社寮紫南宮における「借金」の風習は、台湾光復後間もない頃、苦しい生活を強いられていた人々にとっては銀行から借金をすることも容易ではなく、宗教上の「信用」を担保に少額の借金をすることで差し迫った状況を乗り越えていたことに由来します。そこから民間で互いに助け合う体制が確立され、お金を借りられるシステムを有する「神明銀行」へと発展を遂げて、経済の成長と社会の安定への貢献も認められることとなりました。また、この地域の人々が、男児が生まれたことの喜びを分かち合う「吃丁酒」の風習には、以前の農耕社会では労働力となる男児を望む傾向が強かったことが反映されており、現代の少子化社会においては出生率向上への思いが込められています。


彰化八卦山大仏
台湾の八大名勝地の一つ

 

 
照片出處: https://news.housefun.com.tw/news/article/117706186559.html
彰化県の歴史的魅力が詰まった観光名所です。信仰の中心としても親しまれ、深い歴史的・文化的意義が込められています。建造当時は、東南アジア最大の仏像と称され、台湾八景の一つにも挙げられました。戦後に鉄筋コンクリートを使って造られた作品としては、以前に類を見ない大きさであり、高い芸術性を備えています。太陽に照らされた大仏の影が市街地まで伸びる様子は、まるで彰化の街を守っているようだとも言われ、地元の人々にとってはかけがえのない存在なのです。


鹿港龍山寺
台湾で最も完全な状態で保存されている清朝建築


 
照片出處: https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fottowanglife.blogspot.com%2F2019%2F01%2Fblog-post_17.html&psig=AOvVaw1W0c2VIraLJWSvuuctrxOF&ust=1601198648534000&source=images&cd=vfe&ved=0CAMQjB1qFwoTCKDN9fm_huwCFQAAAAAdAAAAABAg

清の道光年間、咸豊年間に行われた改修工事以前の外観がほぼ維持されており、整った構造と繊細な細工を特長とする大規模な寺院建築です。観光業界では「台湾の紫禁城」と称えられ、台湾で最も完全な状態で保存されている清朝時代の建築物であると同時に、台湾に存在する有名な5つの「龍山寺」の中で最も良好な保存状態を誇るものでもあります。幾度もの天災による被害や全面的な改修を経ているものの、創建時の工法を用いて元の外観への修復が施されているため、多数の美しい建築と彫刻が今も守られています。


彰化玻璃廟護聖宮
世界で唯一全てガラスで造られた寺院


 
照片出處: https://www.flickr.com/photos/8870679@N04/8386102604

彰化地区の伝統的なガラス産業に環境保護技術を取り入れて造られた世界初の様式の宗教建築です。創建からの歴史はそれほど長くありませんが、台湾のガラス産業の高度な技術を活かし、高い芸術性を誇っています。廟内構造にネジを一切使用せず、ガラスは全てクランプで固定するという、伝統にとらわれない発想で、台湾の地理、民俗祭典、自然生態を装飾芸術に取り入れています。また、ガラスで制作された伝統的な神像、神輿、媽祖船も見られ、台湾ガラス工芸の美を心ゆくまでお楽しみいただけます。


鹿港天后宮
台湾で最初に湄洲天后宮の開基媽祖像を祀った寺院


 
照片出處: https://www.merit-times.com.tw/NewsPage.aspx?unid=570405

創建から400年以上の歴史を誇る国定古跡の鹿港天后宮は、湄洲祖廟の開基媽祖像を祀った台湾初の寺院として知られ、台湾で最古の媽祖廟の一つにも数えられています。同寺院内に施された木彫り、石彫り、色絵などはどれも名匠の作品で、特に三川殿には天后宮の芸術の神髄が結集しており、石彫り、刺繍、色絵などは全て当代の一流の巨匠の傑作です。正殿に保存されている清朝皇帝と文武官の扁額、古代の碑文、祖廟から贈られた大霊符、媽祖の宝璽は極めて希少な文化財であり、中国の湄洲祖廟が文化大革命中に破壊されたことにより、鹿港天后宮に祀られた湄洲の開基媽祖像と民俗文化に関連する数千点の物品は特に高い歴史的価値のある宝物として大切に保存されています。


北港朝天宮・媽祖歓迎活動
台湾で最も有名な媽祖廟


照片出處: https://www.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0001115&id=2249

北港朝天宮は建築構造、装飾、彫刻、色絵、剪黏、塑像、陶芸など、どれをとっても職人の優れた技術が感じられる、台湾に現存する中で最も美しいとされる白石を使った石彫り作品「双龍戯珠」の御路や、高い研究価値を有する非常に複雑な構造の長枝八角藻井が保存されています。清朝時代から北港朝天宮は台湾の媽祖信仰において最も多くの媽祖廟に分霊を行っている祖廟として知られ、旧暦の春節から3月の媽祖生誕祭までの期間に訪れる参拝者数は台湾一で、3月は媽祖に熱狂するという意味の「三月瘋媽祖」という言葉の典型例となっています。また、「北港迎媽祖」は台東炸寒単、塩水蜂炮と合わせて「台湾三大炮」と並び称されています。


南鯤鯓代天府
台湾で最大規模の王爺信仰の中心


 
照片出處: https://decing.tw/tainan-temple3star/
長い歴史を誇る南鯤鯓代天府は、国内外に分霊廟があり、台湾各地の王爺信仰の本山として知られ、「王爺総廟」と呼ばれています。台湾で最大規模かつ進香団の数が最多の王爺の祭典「五府千歳進香期」は進香儀式と各種陣頭による活動が完全な形で保存されており、宗教文化における芸能的特色が色濃く表れています。日本統治時代に巨匠・王益順(1861~1931)が指揮を執った改修拡大工事では、伝統の閩南建築の様式が維持され、構造体、木造り、彫刻、石造りなどの各方面において極めて精細な仕事が施され、建築史において日本統治時代の寺院を代表する作品の一つに数えられています。


台湾祀典武廟
台湾で最も美しい朱色の切妻を有する寺院

 

照片出處: https://www.twtainan.net/zh-tw/attractions/detail/678

創建の歴史は鄭氏政権時代まで遡ります。年代が古いだけでなく、台湾で唯一清朝政府の祀典に記載された関帝廟としても知られ、高貴な地位と雄大な佇まいを併せ持ち、伝統的な寺院の大規模な構造を有しています。外観上では、山川燕尾、硬山馬背、歇山、歇山重簷、硬山燕尾といった様々な形式の屋根が連なり、美しい視覚効果を生み出しています。廟内には明朝末期に寧靖王が邸宅内に祀った伝神観世音古仏像と数多くの有名な古い扁額が保存されており、その中でも「大丈夫」の扁額は1791年に台澎兵備道兼提督学政の楊廷理が記したもので、台南を代表する扁額の一つとして知られています。


台南大智山玄空法寺
台湾で最も庭園の造景にこだわった寺院

 

 
照片出處: http://formosa.spp.com.tw/s/3ckfs/3ckfs001.html

伝統的な寺院建築にとらわれない様式で、巨石、奇木、庭園による造景で寺院を園林として彩り、至る所に仏教の偈が配置され、仏教を説き衆生を救うための環境と情緒を兼ね備えています。敷地内には数多くの古い仏像、奇石、老樹が保存されているほか、中国安徽省からもたらされた総重量500トンで「天下第一石」と称えられる台湾最大の3つの霊璧石があります。さらに文物館内には古い仏頭や仏教に関する文物が豊富に収蔵されており、大智山玄空法寺の希少価値を象徴しています。伝統的な寺院建築にとらわれない様式で、巨石、奇木、庭園による造景で寺院を園林として彩り、至る所に仏教の偈が配置され、仏教を説き衆生を救うための環境と情緒を兼ね備えています。敷地内には数多くの古い仏像、奇石、老樹が保存されているほか、中国安徽省からもたらされた総重量500トンで「天下第一石」と称えられる台湾最大の3つの霊璧石があります。さらに文物館内には古い仏頭や仏教に関する文物が豊富に収蔵されており、大智山玄空法寺の希少価値を象徴しています。


台南正統鹿耳門聖母廟
世界最大の建築規模を誇る媽祖廟


 
照片出處: http://luckytemple.blogspot.com/2011/04/blog-post_7201.html

言い伝えによると、延平郡王と呼ばれた鄭成功(1624~1662)はオランダ人を駆逐する際に霊験を現した「鹿耳門媽」への感謝を示すため、自身が台湾に上陸した地である鹿耳門で媽祖廟の大規模な再建工事を実施したと言われ、鹿耳門聖母廟は鄭氏による台湾開拓の歴史が始まった場所の一つとなりました。廟の敷地面積は40ヘクタールに及び、雄大にそびえ立つ外観はまるで古代の宮殿のようであり、世界最大の建築規模を誇る媽祖廟として知られています。廟内には明朝時代の軟身鎮殿大媽などの古文物が保存されているほか、1831年に水害を鎮めるために立てられた「箕水豹」の神碑には当時の道教の鎮水儀式の様子が反映されており、古廟に起こった水害の歴史が記録されています。


台南西華堂
台湾で唯一齋教金幢派の翁文峰支派が建立した齋堂

 

 
照片出處: https://www.taiwangods.com/html/landscape_JP/1_0011.aspx?i=84

200年以上の歴史を誇る、台湾で唯一齋教金幢派の翁文峰支派が建立した齋堂として知られ、シンプルな三合院建築には齋教の静かな修行の場としての意味が込められています。台湾の齋教発展の歴史において特別な地位を得ており、台湾の齋教文化が受け継いできた数少ない文化資産としても認められ、その発展の歴史には台湾における齋教の衰退と仏教化の過程が反映されています。西華堂には潘麗水の色絵作品、石碑、老梅樹など、各地の齋堂の中でも最も豊富な文物が保存されており、いずれも高い歴史的、文化的価値を有しています。


高雄仏光山寺・仏陀紀念館
世界一の高さを誇る青銅製の座仏を有する仏教道場

 


照片出處: https://www.kkday.com/zh-tw/product/23188

仏光山寺は台湾南部で最も有名な仏教関連の観光名所で、台湾最大の敷地を持つ仏寺道場としても知られています。仏陀紀念館はインドのストゥーパとブッダガヤの大菩提寺の様式が融合した珍しい建築様式を採用しており、その上部にある世界一の高さを誇る青銅製の座仏と成仏大道の両側にある中国式の楼閣八塔によって台湾南部を代表する雄大な景観を誇る仏教のランドマークとなっています。仏陀紀念館には全世界に3つしかない仏牙舎利の一つと各国から贈られた仏教に関する文物が祀られ、仏光縁美術館に収蔵されている仏教に関する各種詩書、書画、法器、古物などは、どれも高い文化的、歴史的価値を有し、仏教界の芸術の宝庫として知られています。


高雄一貫道神威天台山道場
アジア最大の一貫道道場

照片出處: http://www.pse100i.idv.tw/s/1swtts/1swtts003.html

台湾の一貫道の分派である宝光建徳組の最大規模の道場で、アジア最大の一貫道道場でもあります。敷地内の主な建築物には金色と白を基調とした伝統的な中国北方宮殿式の美しい設計が採用されており、屋根は金めっきを施した瑠璃瓦で覆われ、古典建築と現代建築の奥深い芸術性を併せ持っていることから、台湾で最も豪華絢爛な宗教殿堂であると称えられ、一貫道が台湾で歩んできた現代化及び国際化への道のりが表現されています。道場内の施設及び装飾にはすっきりした線が用いられ、至る所に一貫道の信仰要素が散りばめられており、一貫道の宗教形態を知るにあたって重要な場所であると言えるでしょう。


高雄 諦願寺



照片出處: https://www.maolin-nsa.gov.tw/04001190.html#lg=1&slide=6
諦願寺は高131号線道路沿いにある六亀エリアにおける三大寺廟の一つです。。彩蝶谷付近の諦願寺は圓照寺の分院で、主殿には釈迦牟尼仏と地蔵菩薩が祀られており信者の数が多く、平日は線香の煙が絶えることはありません。ここは伝統と新しさを融合した建築で、主に宮殿様式を採用し、雄壮で厳粛な雰囲気となっています。屋根の梁や柱には彩色が施されており、独特な芸術的雰囲気を醸し出しています。また、屋外広場にはは青斗石に彫刻された五百羅漢像があります。一体ずつ動作や顔、表情が異なり、まるで活きているかのように見えます。


東港迎王平安祭典
台湾最大の王船の祭典

 

 
照片出處: https://www.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0000112&id=9997020751&layer1=09

長い歴史を持ち、「王船の故郷」と呼ばれる屏東県東港地区の全住民が参加する行事として親しまれています。迎王と送王の儀式では全過程において民間の人々が自発的に参加し、祭典における人々の動きに大きく影響を及ぼしています。初期は疫病を追い払う儀式として行われていましたが、現在は平安を祈願する祭典となっており、台湾の沿岸部における生活の特色が反映されているほか、王爺信仰の地域化の様子を伺うことができます。また、王船の建造と陣頭の訓練といった古い伝統には宗教的・文化的意味が存分に含まれ、その伝統芸術は高い芸術的価値を有しており、張り子から木造へと徐々に変化を遂げた王船や神々の巡行、陣頭の扮装やパフォーマンスなどには、どれも東港特有の工芸と伝統芸能の美しさが表れています。


恒春搶孤・爬孤棚(行事・信仰)
台湾最多の参加者数を誇る搶孤行事

 

 
照片出處: https://news.housefun.com.tw/news/article/137313106032.html
清朝時代から数百年に渡って続く長い歴史があり、その本質には無縁仏の供養や先祖の追悼といった宗教的意味のほか、貧しい人に食べ物を分け与えるという先人の人道的精神が込められており、社会教育上の大きな意味を含んでいます。当初恒春搶孤では荒々しく無秩序にお供え物を分け合っていましたが、後に公平な競技ルールの下での「豎孤棚」行事へと変化を遂げ、さらに現在のようにスポーツ競技としてのルールを具えた民俗スポーツ行事へと発展を遂げました。地域の宗教文化の多様性と生命力が反映されており、現在では恒春半島を代表する宗教民俗行事としての地位を確立し、地域の一体感を育み出す重要な要素となっています。


台東炮炸寒単爺(行事・信仰)
台湾を代表する炸寒単行事

 

 
照片出處: https://www.taiwannews.com.tw/ch/news/3090193

日本統治時代において、炸寒単の行事は台湾各地から姿を消し、元宵節の廟会と共存していた台東炮炸寒単爺は台湾光復後に唯一残った炮炸寒単爺となりました。台東炮炸寒単爺は台東人の共通の思い出として守られ続けており、文化の発展における特殊性が表れています。生身の人間が扮する「肉身寒単爺」に爆竹を投げつける儀式では、火花と光が飛び交う魅力的かつ刺激的な場面が繰り広げられます。現代の宗教行事の中でも独特な美学を具える、台東地方の特色を表した重要な文化財として認められています。


臺東天后宮
清朝政府によって建てられた台湾東部で唯一の寺院

 

 
照片出處: https://tour.taitung.gov.tw/zh-tw/attraction/details/302
台湾東部で唯一天上聖母(媽祖)を祀る官廟で、厳しい開拓の時代に早期の移民集落において強固な団結を築く働きを担いました。廟内には清朝の光緒帝から反乱の平定後に賜った扁額や媽祖田の石碑などの古物が保存されており、台湾東部の開発の歴史において重要な地位を占めています。日本統治時代に皇民化運動が推進される中でも天后宮は漢民族文化を守り、台東天后宮によって始められた台東元宵節神明巡行は現在まで続けられており、12年に一度の大型祈安清醮(幸福を祈願し、神様に感謝する道教の宗教儀式)は台東市の重要な祭典行事となっています。


吉安慶修院
台湾で最も完全な状態で保存されている日本式寺院

 

 
照片出處: https://www.erv-nsa.gov.tw/zh-tw/attractions/detail/201
日本統治時代における日本人移民集落の発展の歴史を証明する建造物で、台湾で最も完全な状態で保存されている真言宗の日本式寺院でもあります。日本の伝統的な建築様式が採用されており、軒が張り出した正面の入口、木造の欄干がある廊下、「宝形造」の外観、木造の部材といった至る所に典型的な江戸時代の風格が漂っています。長い歳月の中で、神棚、不動明王の石像、百度石、光明真言百万遍の石碑などの重要な文化財が完全な状態で現在まで保存されているため、慶修院は花蓮の歴史と宗教文化を体験できる重要な場所として認められています。


花蓮慈済文化園区
台湾で唯一「插榫擠籠」工法が採用されている仏教道場

 

 
照片出處: https://child.taiwan.net.tw/0000000158.htm
慈済とは台湾の重要なNGO慈善事業団体の一つで、慈済の全世界での事業の中枢を担う慈済文化園区は、慈済功徳会が医療、慈善、文化、教育の四大事業を統合して「仏教の人間化」の理想を推進するための重要な役割も担っています。敷地内の主要建築物である慈済静思堂特有の「人の字型」の屋根は教団の象徴であり、各分岐機構の標準的な建築様式となっています。敷地内にある静思竹軒は台湾で唯一「插榫擠籠」と呼ばれる古い建築工法を採用して建てられた竹造りの建物で、教育と文化を伝える意味が込められています。


馬祖金板境天后宮・焼塔節
台湾で閩東式封火山牆の特色が最も色濃く現れている媽祖廟

 

照片出處: https://www.taiwangods.com/html/landscape_JP/1_0011.aspx?i=64

金板境天后宮は創建から400年以上の歴史を誇り、地域の信仰、文化、集落の発展の中心を担ってきました。時代の移り変わりに伴って、馬祖地区の他の天后宮が大幅に再建される中、金板境天后宮では改修工事があまり行われていないため、独特な封火山牆や芸術的価値の高い木造構造などの多くが元のままで残されており、台湾福建地区において閩東地方の文化と建築様式が最も豊富に残されている媽祖廟であると同時に、馬祖地区において最も重要な文化財として認められています。福州地方から伝来した中秋節の民俗行事「焼塔」は、古いものを取り除いて新しいものを打ち立てるという意味が込められた民間の伝統文化で、現在台湾では馬祖鉄板村でしか行われていないため、この地方を代表する行事となっています。


金門海印寺
台湾では珍しい宋朝時代に起源を持つ寺院

 

照片出處: https://kinmen.travel/zh-tw/travel/attraction/401

800年の歴史を持ち、金門で最も由緒ある寺院と称えられる海印寺は、金門地区の信仰の中心の一つとして親しまれ、太武山にある豊富な歴史、文化、自然、軍事などの要素と相まって、太武山を金門の重要な精神的象徴と文化的景観の所在地にしています。また、寺院再建の歴史は金門が戦地となった歳月の縮図となっています。「海山第一」石門関と後山の「古石室」などの宋明時代の古い建築物が今も残されており、高い歴史的・文化的・芸術的価値を有し、海印寺の宝として認められています。


沙美萬安堂
台湾の寺院の中で最も革新的な造形を持つ宗教園区

 

 
照片出處: https://kinmen.travel/zh-tw/travel/attraction/796

金門金沙地区の住民から信仰の中心として親しまれ、創建から700年以上の歴史があります。再建後の寺院には美しい陶製タイルの色絵、木造り、石彫り彫刻が施されており、文化的意義が色濃く反映され、金門の地域的特色と民間芸術の特色が表現されています。宗教園区内には、万安堂、三忠廟、涵源宮財神公園、大士宮地蔵公園、三忠公園、歴代名家心経碑園、万安堂起源地紀念公園があり、特に涵源宮と三忠廟はどちらも前例のない建築設計が採用されており、画期的な寺院建築の概念を打ち出しています。


烈嶼保生大帝廟
台湾特有の分甲輪祀の風習によって生まれた寺院

 

照片出處: https://lieyu.kinmen.gov.tw/travel/cp.aspx?n=36BDA5DD0CF6367A

烈嶼地区において長い歴史を誇る保生大帝信仰の象徴であり、甲という組織に分かれて交代で「請大道公」と呼ばれる祭祀行事を主宰するこの地方の伝統の風習「分甲輪祀」によって生まれた寺院です。同廟の前身である大道公廟が明朝時代に破壊された歴史には、烈嶼が海道の要衝に位置したことに加え、オランダ人が台湾を領有したという史実が背景にあります。交代で大道公を祀る宗教行事によって形成された組織「四甲」には、神様への信仰を目的に村々の間で地域区分が行われたという背景があり、交代で建醮と呼ばれる祭典を主宰する制度と巡行行事を通じて現在まで受け継がれています。


澎湖天后宮
台湾で最初の媽祖廟

 

 
照片出處: https://miemie.tw/penghu-tianhou-temple/

400年以上にわたって現地の信仰の中心として親しまれており、宮内に収蔵されている「沈有容諭退紅毛番韋麻郎」の石碑は「台湾最古の石碑」と称され、同宮が台湾で最も長い歴史を持つ媽祖廟であることの証明にもなっています。康熙帝から授かった「天后」の称号と「金面」の媽祖、及び古くは「媽宮」と称された馬公市は、同宮の崇高な歴史的地位を示しています。芸術の宝庫とも言われる澎湖天后宮には、建築物自身や非常に高い芸術水準を有する擂金画、石彫り、木彫り、鑿花、色絵など、著名な巨匠による作品が収蔵されており、台湾の民間芸術の神髄を今に示しています。


澎湖観音亭
台湾で唯一清朝時代の澎湖庁総鎮衙署の石獅が鎮守する寺院

 

 
照片出處: https://blog.xuite.net/next.media/wretch/585681297-%E6%BE%8E%E6%B9%96%E7%B8%A3%E9%A6%AC%E5%85%AC%E8%A7%80%E9%9F%B3%E4%BA%AD+%E4%B8%BB%E7%A5%80%E8%A7%80%E9%9F%B3%E5%A4%A7%E5%A3%AB+%E9%80%9A%E5%88%A4%E8%A1%99%E5%89%8D%E7%9F%B3%E7%8D%85%E9%8E%AE%E5%AE%88%E5%B1%B1%E9%96%80

300年以上の歴史を誇り、澎湖島における仏教の始まりの地であり、澎湖を代表する観音廟としても知られています。遠くに西嶼を望む廟前からの景観は「西瀛勝境」と呼ばれ、澎湖の絶景に数えられています。幾度もの戦争によって損傷を受け、日本統治時代の1927年に再建された建物は、渡り廊下によって回廊と護龍が繋がり、上部には六角形の尖った屋根を持つ重簷式の鐘鼓楼が設けられており、寺院建築では珍しい建築様式が採用されています。同寺院の前にあるもち米製の石獅は、清朝時代に澎湖庁の通判衙門の前を鎮守していたもので、100年の歳月を経ても当時のままの状態を保っており、全国でもここでしか見られない作品として知られています。

 

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